こんにちは!ryuです。
こころ検定2級の【精神解剖生理学基礎】、【精神医科学基礎】について書いてきましたが、
今回は【カウンセリング基本技法】について書きたいと思います。
この分野はカウンセリングの基本姿勢や基本知識を学ぶことができ、上記2つの試験範囲よりも
頭に入ってきやすいと感じました。
この分野の難易度や、どのように日常生活やカウンセリングに活かせるかを書いていきます。
目次
カウンセリング基本技法ではどんなことが学べるの?
まず最初にカウンセリング基本技法ではどんなことを学べるのかをざっくり説明していきたいと思います。
カウンセリングを行っていく上での注意点が書かれている
カウンセリング基本技法ではカウンセリングを行う上でどんなことに注意しなければいけないかを勉強します。
・【逆転移】にはきをつけましょう(逆転移とはカウンセラー→クライアントに恋愛感情を抱く等)
一例で2つ挙げましたが他にも注意しなければいけない点がいくつかあります。
カウンセラーとしてお金を稼いでいく上で守らなければいけない大切なことが書かれていて、これはこころ検定2級の試験にも出題される可能性が高い重要な内容です。
カウンセリングを行う上でのテクニックも書かれている
主に【聞き方】のテクニックです。
これは上にも書きましたが、対人関係全般で使える内容でした。
恋愛にも仕事にもここに書かれている内容の通りに話を聞けば、相手もこころを開きやすいのかな、と感じました。
カウンセリング基本技法で学べるテクニック
カウンセリングのテクニックその1【無条件の肯定】
無条件の肯定とはアメリカの臨床心理学者ロジャースが提唱したカウンセリングを行う上でのテクニックです。
相手の述べていることに対して反論や議論を行うことはせず、無条件に肯定し続けるというもの。
これは色々な意見を提示し、肯定だけで一本化していく方法です。
これは時間がかかる手法ですが、相手の話をよく聞くと重なる部分も見えてくるので、結果的に相手を否定せず、一つの意見がまとめられます。
カウンセリングのテクニックその2【反射】
反射とは相手が言ったことに対して、そのまま鏡のように反射して戻す技法です。
この反射も無条件の肯定と同じく、相手の話を「よく聞いていますよ~」というこちらの意思表示です。
例えば相手が「昨日から頭が痛くて…」という言葉に対して、こちらが「昨日から頭が痛いんですね。」という感じで相手の言葉を反射して返します。
この【反射】という技法は仕事でも恋愛でも使えるテクニックです。^^
使い方が上手だと、
「○○君て聞き上手だよね。」
なんて言われることもありますよ!
こころ検定2級 カウンセリング基本技法まとめ
かなりざっくりではありますが、こころ検定2級のカウンセリング基本技法を紹介しました。
テキストのページ数は50Pちょっとで大変読みやすいです。
こころ検定2級は【精神解剖生理学基礎】→【精神医科学基礎】→【カウンセリング基本技法】の順に学んでいくので、最初の2つの分野と比べると、カウンセリング基本技法は比較的頭に入ってきやすい分野だと思います。
こころ検定2級はメンタルケア心理士の資格を取得できる検定試験となっているため、話を聞く力が学べるのはカウンセリング基本技法というこの分野です。
聞く力は仕事にも恋愛にも活かせるので、自分の強みを増やしたいという方は是非チャレンジしてみてください!
精神解剖生理学基礎と精神医科学基礎ってどんなもの?と感じた方は下記へどうぞ!
それではまた^^